OneNote(ワンノート)とは、Microsoftのアカウントを持っていれば無料で利用可能なアプリです。
OneNoteはもともと「Office 2016」に含まれており「OneNote 2016」という名称でした。
しかし、無料化が進められ、現在は「OneNote 2016」は誰でもダウンロードが可能となり、
シンプルに「OneNote」と呼ばれているようです。
OneNoteを使い始めたきっかけ
私は仕事もプライベートでもパソコンを使う機会が多く、
長年サクラエディタなどのテキストエディタを利用し、メモを作成していました。
分類ごとにメモを作ることが多いため、ファイル数が増えてしまい、見たいメモをすぐに見つけることが出来ないことを不便に感じていました。
(文字数が少ないうちは一つのファイルにまとめていてもそれほど問題はなかったのですが、
文字数が増えるに連れて、該当の箇所を検索して追記するのが面倒で分類ごとにメモを分割するようになりました。)
一時期は、Excelを使っていたこともあったのですが、
ファイルを開くのに時間がかかるため、素早く開けるテキストエディタに戻っていました。
そんな時、無料で使える「OneNote」の存在を知ったため、利用してみることにしました。
私も最近使い始めたので、実際に使ってみて感じたメリットやデメリットについてご紹介いきたいと思います。
サクラエディタなどのテキストエディタより便利なメモを探している方には参考になると思います。
結論、以下の人におすすめできると思います。
- 無料で利用したい
- ただのテキストでは物足りない(文字だけでなく、装飾等もしたい)
- 複数端末で使いたい
OneNoteのメリット
無料で利用可能
Microsoftアカウントを持っていれば、無料で利用することが可能です。
文字の装飾などを自由に行える
テキストエディタでは、文字の装飾が行えない点を不便に感じることはないでしょうか?
私は、文字の大きさや色を変えて編集したいと思うことが多々あります。
OneNoteでは、以下のように文字の大きさを変えたり、色を変えたりすることも自由自在です。
また、以下のように2階層までサブページを作ることができるので、分類ごとに見やすく書けるのも便利です。
例えば、私はお仕事で週ごとに日々のメモを書くときに活用しています♪
自動で保存してくれる
OneNoteには保存コマンドがなく、作業内容を手動で保存する必要ありません。
ノートの編集、書式設定などがすべて常に自動的に保存されます。
テキストエディタなどのように保存する手間がないのは嬉しいですね。
複数端末で共有可能
同一のMicrosoftのアカウントでログインを行うことで自動で同期されるようになります。
私はスマートフォンとパソコンにインストールし、使っています。
複数の端末で更新しても自動で同期してくれるのはとてもいいですね。
ノートブック内の検索が可能
OneNoteはノートブック内の検索も行うことが出来るので、探したいメモをすぐに見つけることが可能です。
テキストエディタの場合で複数に分けて書いていると、該当のメモを探すのも少し大変だったので便利だとと感じています。
OneNoteのデメリット
最初のうちは操作方法に戸惑う&機能が多いため使いこなしきれない
OneNoteは非常に多くの機能があり、初めて使ったときは操作方法に戸惑いました。
使いこなせればより便利に使えると思いますが、まずは簡単にできる文字の装飾などから慣れていくのが良いと思います。
簡単な機能なら、Excelやwordを使ったことがある方であればすぐに慣れると思います。
開いているタブを複製して表示できない
同じセクション内のノートを並べて表示することが出来ません。
ブラウザなどでは簡単にタブを複製して表示が出来ますが、OneNoteではそれができないので少し不便さを感じます。
OneNoteを複数起動すれば並べて表示できますが、できれば一つのウィンドウ内で表示できたほうが良いですね。
文字数を数えることが出来ない
OneNoteには文字数を数える機能がありません。
文字数を数えたいときはテキストエディタ等を利用する必要があります。
まとめ
今回はOneNoteを使ってみて感じたメリットとデメリットについてまとめました。
テキストエディタより多機能な分、慣れるまでに少し時間がかかりますが、
個人で使うメモアプリとしてはとても便利だと思います。
議事録を作るのにもいいですし、ToDoリストとして使うのもいいです。
本来の機能であるメモとして、思いついたことをひたすら書くことに使うのもとても便利です。
無料で使えますので、皆様も是非活用してみてください。
こんな使い方が便利というものがあれば、コメントで教えていただけると嬉しいです。
お読みいただきありがとうございました。
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